この日は朝から雨でした。これは天気予報どおり。
お昼過ぎから雨が上がり、明るくなってきたのでこの間にと、愛犬の散歩に出かけました。
堤防を歩いていると、河川敷の柳の周りを飛んでいるチョウがいるのに気付きました。
「柳に蝶」と言えば、あのチョウです。
実は、2年ほど前に我が家の周辺では、河川敷に生えていた柳がすべて伐られてしまったんです。洪水防止対策の一環と聞きましたが、あのチョウがいなくなると思うと寂しい思い出いっぱいになったのでした。
あのチョウ、あのチョウって、もったいぶらなくても…はい、コムラサキのことです。
それが柳のひこばえが育ってくると共に復活してきたのでした。
早速、帰宅してカメラを持ってとんぼ返り。
コムラサキ
ヤマトシジミ ♂
コムラサキを四苦八苦しながら撮っていると、僕も撮れとばかりに足元で翅を広げてくれました。その美しい姿にウットリ。
ゴマダラカミキリ
私にとってはミカンなどの木を枯らしてしまう害虫でしかないのですが、案外人気があるようにも聞きますね。
ラミーカミキリ
いつ見ても正装した骸骨を連想してしまいます。この子はなぜか片方の触角が無くなっていました。
この頃になると日差しが出てきたので、前日のオオムラサキのテリ張りポイントへ急遽行くことに。
ポイントに着くと、予想どおりオオムラサキがテリ張りするすがらが見られましたが、止まる場所がムチャ高く、おまけに葉陰でそのシルエットと触角が見える程度で証拠写真にもなりません。
そこで仕方なく他のチョウと遊ぶことになりました。
アカタテハ
昨日はヒメアカタテハでしたが、今日はアカタテハがテリ張りをしていました。
コジャノメ
大きめの目玉が印象的でしたが、ちょっとスレ気味、
ウラナミシジミ
ベニシジミ
あとは昨日と同じ面々でした。
今年はいつもの山のオオムラサキは少ないようだし、はたして間近で見ることができるんだろうかと心配です。
おしまいです。